厚岸湖・別寒辺牛湿原の野鳥たち

厚岸湖・別寒辺牛湿原の野鳥たち

種名 状況
オオハクチョウ

早いもので、あと1ヶ月ほどすればやって来るでしょう!

タンチョウ 観察館から見えるところのタンチョウつがいは、4月8日に抱卵を開始し、なんと7月中旬まで卵を抱き続けていました。もちろん無精卵か、途中で死亡した可能性が高いのですが、通常1ヶ月強の抱卵期の3倍以上、卵を抱き続けたこのつがいにビックリしています。もちろんヒナがふ化することはありませんでした。
アオサギなど 今年生まれた若いアオサギが、湿原中にいますし、線路上で休憩しているので、汽車に警笛をいつも鳴らされています。
オオワシ

あと2ヶ月くらいで初陣がやって来るか?

オジロワシ

観察館を中心に半径5km以内に6つがいが繁殖していますが、その全ての育雛の途中でヒナが全滅しました。これは、3月中旬から始まった海洋性鳥類の鳥インフルエンザの影響と考えられ、ふだんはオジロワシが捕まえることができないウミネコですが、ウミネコは数多く強毒性鳥インフルエンザにかかっていましたので、それで衰弱した、あるいは死亡したものを巣に持ち込んだのが原因と考えられています。実際に巣内に持ち込まれがウミネコを確認しています。親は感染しないようで、全つがいは生存しています。

カモ達 マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモ、たまにシマアジ4羽程度、カワアイサ、などなどが中心。
その野鳥たち 詳細は野鳥リストのコーナー
珍鳥・迷鳥類 春から現在まで、今年初めてシマアジが長期滞在しています。それも4羽以上。


水鳥観察館ニュースへ戻る

厚岸水鳥観察館