死んだり弱っている野鳥を見つけても触らないで!
<令和7年4月23日>
令和6(2024)年シーズンにおける野鳥の鳥インフルエンザ発生状況(令和7年4月23日現在)
※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性の確認件数:1道18県 195件」と環境省から発表がありました。
また新たに令和7年4月14日に厚岸町内で回収されたウミネコの死亡個体について、4月23日に強毒性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。回収地点の半径10kmの区域内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化することとしています。
【今期の発生状況】
☆令和6年11月22日 厚岸町内 死亡野鳥(オオハクチョウ) 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)確定(野鳥監視重点区域は解除)
☆令和7年2月28日 厚岸町内 衰弱野鳥(オオワシ) 判定不能(野鳥監視重点区域は解除)
☆令和7年3月24日 厚岸町内 死亡野鳥(オオセグロカモメ) 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)確定(野鳥監視重点区域は解除)
☆令和7年3月25日 厚岸町内 死亡野鳥(マガモ) 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)確定(野鳥監視重点区域は解除)
☆令和7年4月14日 厚岸町内 死亡野鳥(ウミネコ) 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)確定(半径10kmの野鳥監視重点区域を指定、5/12解除予定)
高病原性鳥インフルエンザは、感染した鳥と密接に接触するなどの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、過度に心配する必要はありません。
〇死んでいたり、衰弱している野生動物を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
〇野生動物やその排泄物に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
〇水辺等に立ち寄って、野鳥のフンを踏んだ場合は念のために靴底を洗いましょう。
【現在の対応レベル】
対応レベル3(国内複数箇所発生時)
●環境省 釧路自然環境事務所
TEL:0154−32−7500(代)
●北海道釧路総合振興局環境生活課
TEL:0154−43−9155(直)
●厚岸町役場 環境林務課 林政係
TEL:0153−52−3131(代)
●厚岸町役場 環境林務課 水鳥観察館
TEL:0153−52−5988(直)
○ 野鳥に触れた場合は手洗い・うがい等をしてください
鳥インフルエンザが人に感染することはまれです。万が一、触れた場合は、通常の手洗い・うがい等をすることで充分に感染を予防することができます。
○ 野鳥の糞を踏んだ場合は靴底を洗ってください
踏んだ糞にウイルスが付着していた場合、移動することによってウイルスを広める恐れがあります。釣りなどで水辺に立ち入り、水鳥の糞を踏んだ可能性がある場合は、念のため靴底の洗浄をお願いします。
○ 野鳥に餌を与えないでください
餌付けにより、多くの野鳥が集まることによって、ウイルスが集団の中で急速に広まる可能性があります。厚岸町では、かねてより鳥インフルエンザ発生の有無にかかわらず、生態系を崩さないためにも、野鳥への餌付けをしないようにお願いしています。
○ ご不明な点や不安なことがありましたら、厚岸町役場環境林務課または、厚岸水鳥観察館までお問い合わせください。
【関連ページ】
●環境省
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/●北海道 生産振興局畜産振興課
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/tss/kachikueisei/aviflu.htm●環境生活部 自然環境局
野鳥の高病原性鳥インフルエンザ情報
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/birdflu.html●厚生労働省
鳥インフルエンザについて
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
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厚岸水鳥観察館 E-mail: