死んだり弱っている野鳥を見つけても触らないで!

死んだり弱っている野鳥を見つけても触らないで!

<令和6年11月29日>
令和6(2024)年シーズンにおける野鳥の鳥インフルエンザ発生状況(令和6年12月12日現在)
※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性の確認件数:1道13県 71件」と環境省から発表がありました。


 令和6年11月22日に厚岸町内で回収されたオオハクチョウ1羽の死骸について、国立環境研究所で実施した遺伝子検査でA型強毒性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。回収地点から半径10km圏内が野鳥監視重点区域になっております。

   【今期の発生状況】
   ☆令和6年11月22日 厚岸町内 死亡野鳥(オオハクチョウ) 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)確定

 高病原性鳥インフルエンザは、感染した鳥と密接に接触するなどの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、過度に心配する必要はありません。


 ★高病原性鳥インフルエンザについて

 野鳥の接し方について次の事項に注意してください。
 ★鳥インフルエンザ対策等の情報(PDF形式:463KB)

​〇死んでいたり、衰弱している野生動物を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
〇野生動物やその排泄物に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
〇水辺等に立ち寄って、野鳥のフンを踏んだ場合は念のために靴底を洗いましょう。

【現在の対応レベル】
対応レベル3(国内複数箇所発生時)

 ●環境省 釧路自然環境事務所
   TEL:0154−32−7500(代)
 ●北海道釧路総合振興局環境生活課
   TEL:0154−43−9155(直)
 ●厚岸町役場 環境林務課 林政係
   TEL:0153−52−3131(代)
 ●厚岸町役場 環境林務課 水鳥観察館
   TEL:0153−52−5988(直)
 
○ 野鳥に触れた場合は手洗い・うがい等をしてください
 鳥インフルエンザが人に感染することはまれです。万が一、触れた場合は、通常の手洗い・うがい等をすることで充分に感染を予防することができます。
○ 野鳥の糞を踏んだ場合は靴底を洗ってください
踏んだ糞にウイルスが付着していた場合、移動することによってウイルスを広める恐れがあります。釣りなどで水辺に立ち入り、水鳥の糞を踏んだ可能性がある場合は、念のため靴底の洗浄をお願いします。
○ 野鳥に餌を与えないでください
餌付けにより、多くの野鳥が集まることによって、ウイルスが集団の中で急速に広まる可能性があります。厚岸町では、かねてより鳥インフルエンザ発生の有無にかかわらず、生態系を崩さないためにも、野鳥への餌付けをしないようにお願いしています。
○ ご不明な点や不安なことがありましたら、厚岸町役場環境林務課または、厚岸水鳥観察館までお問い合わせください。

【関連ページ】

●環境省

高病原性鳥インフルエンザに関する情報
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

●北海道 生産振興局畜産振興課
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/tss/kachikueisei/aviflu.htm

●環境生活部 自然環境局
野鳥の高病原性鳥インフルエンザ情報
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/birdflu.html

●厚生労働省
鳥インフルエンザについて
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html

厚岸水鳥観察館 E-mail: