別寒辺牛川で川下りを行う人にお願い!
カヌーの乗り入れを制限
厚岸町では、湿原の水辺を楽しむ手段としてカヌーの利用が年々増えてきました。カヌーは湿原に優しい交通手段といわれていますが、むやみに立ち入ると湿原を荒らしたり野生生物に迷惑をかけたりします。そこで町は、カヌー駅を3ヶ所整備し、それ以外の所での乗り降りをしないように呼びかけています。
また、近くには国の特別天然記念物になっているタンチョウが営巣しているため、2年間の調査に基づき、雛が飛翔できるようになるまでの期間、カヌーの一日の乗り入れを制限することを関係者の総意で決め1995年5月から実施しています。
カヌー施設利用上の注意
- カヌー施設の開放期間は、5月1日から10月30日までの間とし、以外の期間は施設を閉鎖します。(閉鎖期間中は、別寒辺牛川橋地点【出発点】及び別寒辺牛橋地点【中間点】は施設の全てを閉鎖し、大別橋地点【終点】はカヌー乗降施設のみ閉鎖)
- 上記1の開放期間であっても、野生生物に大きな悪影響をおよぼす恐れがあると認められる場合においては、施設を閉鎖または制限します。
- 初めて別寒辺牛湿原川でカヌーを使用する人に対しては、事前に水鳥観察館において職員によるフィールドマナーに関するレクチャーや指導を行います。(ライセンスの交付)
- タンチョウの雛の成長時期に合わせて、次のとおり段階的にカヌーの総量を制限して一定水準にコントロールします。
| 5月1日から6月30日まで | 3組(9艇)まで |
| 7月1日から7月31日まで | 5組(15艇)まで |
| 8月1日から8月31日まで | 10組(30艇)まで |
| 9月1日から10月31日まで | 総量制限なし |
(※組とは集団のことをいい、1組の上限を3艇までとする。したがって、一つの集団で5艇の場合は2組としてカウントする。)
- カヌー総量制限期間中における制限枠内での利用は、予約制によるものとして、厚岸水鳥観察館でその受付を行います。
- その他カヌーマナーの啓蒙事項について
- カヌー乗降施設以外からの乗入れや途中での上陸はしないこと。また、特に出発点から上流域には、立ち入らないこと。
- ゴミの持ち帰りをおこなうこと。(湿原広場にはゴミ箱を設置)
- ライフジャケットを必ず着用するなど、安全面に留意すること。
- タバコの投げ捨てをしないなど、火災予防に十分配慮すること。
- むやみに野生動物に接近したり、大きな声で脅すなどの行為をしないこと。
- その他、動植物の生態系に悪影響を与えないための事項
その他のアウトドアスポーツ愛好者の方々へ!
釣りなどのカヌー以外のアウトドアスポーツに関しての制限等は、いまのところありませんが、釣り人がよく立ち入る場所の中にもタンチョウの営巣地が非常に近いところがあります。このような場所になるべく近づかないためにも、カヌー以外の方も湿原内に入るときには観察館の方に立ち寄り、湿原情報の確認を行って下さるようお願い申し上げます。